【正社員向け】飲食店の志望動機の例文15選|NG例も紹介
更新日: 2026/06/17
公開日: 2023/08/07
飲食店に正社員として就職を検討しているものの「志望動機の書き方がわからない」と不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
履歴書の中でも志望動機は重要視される項目のため、通過率を上げるためにも書き方のコツを把握することをおすすめします。
本記事では、飲食店に就職する方向けに志望動機の書き方について紹介します。
志望動機でのアピールの仕方や通過率を上げるコツ、具体的な例文についても解説していきますので参考にしてください。
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目次
- 【例文解説付き】飲食店正社員の志望動機
- 例文1|カフェのホールスタッフ
- 例文2|高級レストランのホールスタッフ
- 例文3|居酒屋の正社員の調理スタッフ
- 例文4|パン屋の調理スタッフ
- 例文5|飲食店の経営スタッフ
- 【NG例文解説付き】飲食店正社員の志望動機
- NG例文1|企業が採用するメリットがない
- NG例文2|職種とマッチしていない
- NG例文3|待遇面を志望理由にしている
- 飲食店の志望動機でアピールできる強み
- ホスピタリティ
- 協調性
- 柔軟性
- 語学力
- 免許や資格
- 飲食店の志望動機で通過率を上げるコツ
- 志望理由を明確にする
- 具体的なエピソードを盛り込む
- 就きたい職種を絞る
- 他の飲食店との差別化を図る
- 求められる人物像を把握する
- フレームワークを活用する
- 飲食店の志望動機に関するよくある質問
- Q. 同じ飲食業界からの転職の場合、他店との差別化はどう書けばいいですか?
- Q. 大手チェーンと個人経営の店で志望動機の書き分け方はありますか?
- Q. ホールとキッチンによって志望動機の書き方は変わりますか?
- Q. 志望動機で書いてはいけないNGワードはありますか?
- 飲食店の志望動機は自己分析が大切
【例文解説付き】飲食店正社員の志望動機

飲食店正社員の志望動機について、業種別に例文と書き方のポイントを解説します。
例文1|カフェのホールスタッフ
▼例①:同業種・同職種経験者の志望動機
| 貴店を志望した理由は、これまでのカフェでの経験をより専門的な環境で活かしたいと考えたからです。 前職では地域密着型のカフェでホールスタッフとして2年間勤務し、接客対応からドリンク提供、レジ業務まで一通りの業務を経験しました。その中でコーヒーの魅力をお客様に伝える楽しさを実感し、より高いレベルの接客とコーヒーの知識を身につけたいという思いが強くなりました。 実際に貴店を訪れた際、スペシャルティコーヒーへのこだわりとスタッフ一人ひとりの丁寧な接客に感動し、この環境でさらに成長したいと確信しました。 これまでの経験を即戦力として発揮しながら、お客様から「また来たい」と思っていただけるホールスタッフを目指してまいります。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 前職のカフェ経験を具体的に示し、即戦力感をアピールしている
- 「なぜ今の職場ではなく貴店なのか」の理由が明確になっている
▼例②:異業種・アルバイト経験者の志望動機
| 私が貴店のホールスタッフを志望した理由は、コーヒーや食事を通じてお客様に心地よいひとときを提供したいという思いからです。 前職では小売業の販売スタッフとして3年間、日々お客様と向き合う接客を経験してきました。その中で、空間やドリンクを通じてお客様の日常をより豊かにできる飲食業に魅力を感じるようになりました。 実際に貴店を訪れた際に、スタッフの丁寧な対応と落ち着いた雰囲気に感動し、「ここで働きたい」という気持ちが強くなりました。 前職で培った接客スキルを活かしながら、お客様が「また来たい」と感じてくださるような接客を目指してまいります。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 前職の経験を活かす形で転職の軸を明確にしている
- 実際に来店したエピソードで志望度の高さをアピールしている
▼例③:飲食業未経験者の志望動機
| 貴店を志望した理由は、「地域に愛されるカフェ」という理念に深く共感したからです。 飲食業での勤務経験はありませんが、大学時代に学生団体でイベントの企画・運営を担い、参加者への対応を通じてホスピタリティの大切さを学びました。カフェ巡りが趣味で多くのお店を訪れてきた中でも、貴店のドリンクのクオリティとスタッフの温かな接客は特に印象に残っています。 入社後は飲食業の基礎からしっかり習得し、お客様が「居心地の良い時間を過ごせた」と感じていただける接客を目指します。未経験ではありますが、向上心と誠実な姿勢で早期に貢献できるよう努めてまいります。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 学生時代のエピソードを使い、未経験でも人柄・ホスピタリティをアピールしている
- 趣味(カフェ巡り)と志望店への熱意を結びつけている
例文2|高級レストランのホールスタッフ
▼例①:同業種・同職種経験者の志望動機
| 貴社を志望した理由は、ファインダイニングの世界でより高水準のサービスを追求したいという思いからです。 前職ではイタリアンレストランのホールスタッフとして4年間、ワインの提案やコース料理の説明、VIPゲスト対応など幅広い業務を経験してきました。その中で「もっと高いレベルのホスピタリティを体得したい」という思いが強くなり、貴社への転職を決意いたしました。 貴社は食材へのこだわりと洗練されたサービス哲学を兼ね備えており、業界随一の環境で自分をさらに成長させられると確信しています。 前職の経験を活かしながら貴社のサービス水準を着実に体得し、お客様に最高の時間をご提供できるスタッフになることを目指してまいります。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 飲食業経験者として即戦力感を打ち出している
- 「なぜグレードアップしたいのか」の理由が明確で説得力がある
▼例②:異業種・アルバイト経験者の志望動機
| 私は、貴社の素晴らしい接客に憧れを持ち志望いたしました。 以前、貴社に家族と伺った際に、スタッフの細やかな気配りや居心地の良いおもてなしに感動したことをよく覚えています。 お店を出た後も、父と母が楽しそうに会話をしていました。それを見て、このレストランのように食事だけでなく、人々の心に残る接客を私もしたいと考えました。 前職ではホテルのフロント業務で、幅広い年齢層のお客様の対応を経験しました。 前職で培った柔軟性やおもてなしの気遣いを活かし、丁寧な接客で、たくさん感動をお客様にお届けしたいと考えています。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 志望動機を具体的なエピソードを交えて明確にしている
- 前職で身につけたスキルをアピールしている
- 「感動を届けたい」と飲食店の視点に立った話をしている
▼例③:飲食業未経験者の志望動機
| 私が貴社を志望した理由は、最高水準の接客を通じてお客様の特別なひとときに寄り添う仕事がしたいという思いからです。 これまで飲食業での勤務経験はありませんが、アパレルの販売スタッフとして3年間、幅広い年代のお客様へ丁寧な対応を積み重ねてきました。その経験の中で、「食」という場でより深くお客様の記念日や大切な時間に関われる仕事がしたいと感じるようになりました。 実際に貴社のレストランへ伺った際、料理の美しさとスタッフの洗練されたサービスに感動し、この環境で一から学びたいと強く思いました。 飲食業は未経験ですが、接客で培った気配りと観察力を活かし、貴社のサービス水準に早期に追いつけるよう全力で取り組んでまいります。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 飲食業未経験でも接客業の経験を前面に出し、ゼロスタートではないことをアピールしている
- 実際に来店したエピソードで志望度の高さを示している
例文3|居酒屋の正社員の調理スタッフ
▼例①:同業種・同職種経験者の志望動機
| 私は調理師としての専門的な技術を活かし、より多くのお客様に本格的な料理を提供したいと考え、貴社を志望いたしました。 調理師専門学校卒業後、和食料亭での修業を経て調理師免許を取得し、4年間現場で経験を積んできました。居酒屋という業態は、和食の技術を軸にしながら多彩なジャンルの料理に挑戦できる環境であり、自分のスキルの幅をさらに広げられると感じています。 貴社を選んだのは、季節ごとのメニュー変更に力を入れている点と、若いスタッフの意見を積極的に取り入れる社風に魅力を感じたからです。 これまでの経験を即戦力として発揮しながら、貴社の看板メニューをより多くのお客様に届けられるよう尽力いたします。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 調理師免許という具体的な資格を早い段階でアピールしている
- 貴社を選んだ理由(社風・メニュー)が具体的で納得感がある
▼例②:異業種・アルバイト経験者の志望動機
| 私が貴社を志望した理由は、調理が好きということを活かしたいと思ったからです。 昔から料理をすることが好きで、高校生から大学生まで居酒屋で調理のアルバイトをしていました。大学時代には新しいメニューを提案し、試行錯誤をした経験もあります。 貴社を志望したのは、充実したメニューやスタッフのアイデアが感じられる料理が好きで、自分も携わりたいと強く思ったからです。 これまでアルバイトで得た知識や経験を活かして、一つ一つの調理を丁寧にし、お客様に満足していただくことで貴社に貢献したいと考えています。また、一人前になったらメニュー考案など、幅広く活躍したいです。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 料理に関する実績を伝えている
- お店の料理に対する魅力を伝えている
- 過去の経験から入社後に活かしたいことを明確にしている
▼例③:未経験者の志望動機
| 私が貴社の調理スタッフを志望した理由は、料理で人を喜ばせることへの強い情熱と、貴社が掲げる「地元の食材を活かした料理」という理念への共感からです。 飲食業での調理経験はありませんが、自炊を通じて日本料理と食材の組み合わせを日々研究してきました。居酒屋はお客様が心から楽しめる場であり、その中心に料理があるという点に大きなやりがいを感じています。一から基礎を徹底的に身につける覚悟があり、吸収力と向上心には自信があります。 将来的には貴社のオリジナルメニュー開発にも携わりたいと考えており、成長意欲を持って日々の業務に取り組んでまいります。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 未経験でも、自炊を続けてきたエピソードで料理への情熱を示している
- 将来のビジョンを具体的に描き、成長意欲をアピールしている
例文4|パン屋の調理スタッフ
▼例①:同業種・同職種経験者の志望動機
| 私が貴社を志望した理由は、パン作りが大好きなことと地産地消という企業理念に共感したからです。 私はパン作りはもちろんパンを食べることも好きなので、さまざまなパン屋を巡りましたが、貴社で食べたパンは大変美味しく、原材料にも強いこだわりを感じました。 また、前職ではホテルにてパン製造を3年間経験し「パン製造技能士」の資格も取得しました。 私はパンを通して、自分が育ったこの街を元気にしたいと考えています。入社したら、貴社のパン作りへのこだわりを習得し、地域の方に喜んでもらえるパンをお届けしたいです。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 自分のやりたいことがお店の理念とマッチしている
- 活かせる実績や資格をアピールしている
▼例②:異業種・アルバイト経験者の志望動機
| 私が貴社を志望した理由は、製菓・製パン専門学校で培った技術を実践の場で活かしたいと考えたからです。 在学中は製パンの基礎から発酵のメカニズム、食材の組み合わせまで幅広く学び、インターンシップではクロワッサンやバゲットなどのハード系パンの製造にも携わりました。 貴社のパンを初めて食べたときに、生地の食感と風味の豊かさに感動し、ぜひ貴社で技術を磨きたいと強く思いました。化学添加物を極力使わず地域の素材にこだわるという貴社の姿勢は、私がパン作りで大切にしている考えと一致しています。 入社後は先輩方から積極的に学び、お客様に「おいしい」と言っていただけるパンを一つひとつ丁寧に作り続け、貴社に貢献してまいります。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 専門学校での学びを具体的に示しており、即戦力への期待感が生まれる
- 貴社の理念と自分の価値観の一致を伝えている
▼例③:飲食業未経験者の志望動機
| 私がパン屋の調理スタッフを志望した理由は、パン作りを通じて毎日の食卓に笑顔を届ける仕事がしたいという思いからです。 パン製造の職歴はありませんが、自宅でのパン作りを3年ほど続けており、酵母の種類や発酵時間による味の変化など、基礎的な知識を独学で身につけてきました。 数あるパン屋の中で貴社を選んだのは、地域の小麦農家と直接連携してパンを作るという取り組みに感動したからです。「食べる人のことを考えたパン作り」という貴社の姿勢に、自分の思いと重なるものを感じました。 未経験ではありますが、向上心と体力には自信があります。どんな作業でも真摯に取り組み、一日でも早く即戦力として貢献できるよう努めてまいります。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 趣味として続けてきた実績で、未経験でも本気度を伝えている
- 「なぜこの店か」の理由が具体的で差別化できている
例文5|飲食店の経営スタッフ
▼例①:同業種・同職種経験者の志望動機
| 私は、全国に多くの店舗を展開する貴社で店舗経営を学びたいと考え志望しました。 私は、飲食店のホールスタッフを5年経験し、責任感が認められたことから店長を任せていただきました。売上管理からスタッフのマネジメントなど多岐に渡る業務を経験しました。 前職での経験から店舗運営に興味を持ち、より規模の大きい貴社でスキルを活かしたいと考えております。 貴社に入社しましたら、店舗作りはもちろん、売上を上げる方法や集客方法を積極的に提案していきます。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 経験してきたエピソードを具体的に伝えている
- 「売上を上げる方法」「集客方法」など、どのように貢献するのかを伝えている
▼例②:異業種・アルバイト経験者の志望動機
| 私は異業種でのマネジメント経験を飲食業界で活かしたいと考え、貴社の経営スタッフに応募いたしました。 前職では小売業の店舗マネージャーとして、スタッフの育成・シフト管理・売上目標達成に向けたPDCAの実行を担ってきました。 飲食業界への転職を決意したのは、外食産業が人々の生活に与える影響力の大きさと、店舗経営そのものの面白さを感じたからです。複数業態を展開し、エリアマネジメントの仕組みが整っている貴社の体制に魅力を感じております。 前職で培ったコスト管理・人材育成のスキルを活かしながら、飲食業特有のオペレーションを早期に習得し、店舗の収益向上に直接貢献できる人材になることを目指しています。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 異業種経験でも「経営・マネジメント」という共通軸で説得力を出している
- 「なぜ飲食業か」「なぜ貴社か」が両方整理されている
▼例③:現場からキャリアアップを目指す方の志望動機
| 私が貴社の経営スタッフを志望した理由は、現場で積んだ経験をより広い視野で活かしたいと考えたからです。 調理スタッフとしてキャリアをスタートさせ、ホールリーダー・副店長を経て、現在は店長として売上・コスト・人材管理を一手に担っています。さまざまな施策を実行した結果、月次売上を前年比120%まで改善することができました。 しかし、一店舗の改善にとどまらず、複数店舗を横断した仕組みづくりや業態開発に挑戦したいという思いが強くなっています。貴社は業態の多様性と積極的な多店舗展開が強みであり、自身のキャリアをさらに広げられる環境だと確信しています。 入社後はSV(スーパーバイザー)として各店舗の課題を分析し、全社的な収益向上に貢献することを目標としております。 |
書き方のポイントは以下の通りです。
- 現場からのキャリアアップという文脈で「なぜ経営職を目指すのか」の動機が明確になっている
- 「120%」という数字で実績に説得力を持たせている
【NG例文解説付き】飲食店正社員の志望動機

志望動機の例文にあるNGな部分を、どのように改善すべきなのかについて解説します。
NG例文1|企業が採用するメリットがない
| 私は昔から人を笑顔にすることが得意なので、好きなことを仕事にしたいと思い貴社を志望しました。スキルや経験があまりないので、貴社でたくさん学ばせてもらい、どんな期待にも応えられる人間として成長したいと考えています。 接客は人を喜ばせることができる場だと思うので、貴社に入社したら頑張って働きますのでよろしくお願いします。 |
自分の希望ばかりの内容では、企業側は採用するメリットを感じられません。「学ばせてもらう」などの受け身と捉えられる表現は避けましょう。
スキルアップに対する意欲を伝えることもよいのですが、まずは働く意欲を伝えることが大切です。自分の希望に加え、自身を採用することで企業にどのようなメリットがあるのか、貢献できることを具体的にアピールしましょう。
NG例文2|職種とマッチしていない
| (募集要項がホールスタッフの場合) 私は料理が趣味ということを活かし、ぜひ貴社で働きたいと思っています。私は貴社が提供しているうどんが大好きで、外食をする際には貴社に食べに行くことが多くありました。 うどんのお店は多いですが、貴社のうどんは大変美味しく他にはないこだわりを感じたため、自分も貴社のうどん作りに貢献したいと感じました。貴社に入社後は、趣味の料理を活かして本気で仕事をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 |
募集しているのがホールなのに対し、この志望動機では調理スタッフの内容になっています。
ホールスタッフとして応募する場合には、料理ばかりではなく接客などのホールスタッフの仕事内容に触れるようにしましょう。
NG例文3|待遇面を志望理由にしている
| 給与が高く休日も多いので貴社を志望しました。過去に居酒屋でアルバイトをしていましたが、給与も低く休みもほとんどありませんでした。そのため、就職をするなら良い待遇の職場を選ぼうと思いました。 貴社の福利厚生などの待遇面でとても魅力を感じ、ぜひ貴社で働きたいと思い志望いたしました。 |
志望動機が、給与や福利厚生になってしまっているため良い印象を与えることはできません。待遇面は企業にとっての強みですが、志望動機では、給与や福利厚生などの待遇についてのアピールはしない方が望ましいです。
「料理のアイデアが豊富」や「きめ細かな接客が魅力」など、飲食店ならではの強みに触れ、そのお店で働きたいという熱意を伝える必要があります。
飲食店の志望動機でアピールできる強み

飲食店の志望動機でアピールできる5つの強みを紹介します。
ホスピタリティ
飲食店は接客業のため「思いやり」や「おもてなし」などのホスピタリティが必要です。これまでに、飲食店やホテルなど接客の経験がある場合には、過去に働いていてお客様に喜んでもらえた出来事などのエピソードを書くと有効的です。
協調性
飲食店に在籍するスタッフは正社員だけではなく、パートやアルバイトなどさまざまなスタッフがいます。また、年齢も幅広いため協調性が必要となります。
飲食店の中には、採用基準に「在籍するスタッフと合うか」を見ている場合もあるでしょう。学生時代にクラブ活動でのチームプレーを経験、前職で周囲と連携しながら業務を進めた経験などがあれば、協調性があるとアピールできます。
柔軟性
飲食店にはさまざまなお客様が来られるため、お客様に合わせた柔軟性が必要です。
また、お客様に対してだけではなくさまざまな環境に対応できる柔軟性も大切です。お店によっては、ランチタイムや忘年会シーズンなどの繁忙時間や繁忙期があります。
忙しくなる時間に効率良くお店を回すためには、優先順位を立てたり、オペレーションの無駄を省いたりするなど、機転を効かせた対応が求められます。
今までに、さまざまなお客様に接した経験や、イレギュラーな事態に臨機応変に対応した経験などがあれば、柔軟性があるとアピールできるでしょう。
語学力
飲食店は、海外のお客様も利用する可能性があり、英語などの語学力を活かせるとアピールすることで、採用担当者に関心を持ってもらいやすくなります。
また、近年では新型コロナウイルスによる水際対策も緩和され、今後訪日観光客は増えることが予想されています。そのため、語学力があることは大きな強みといえます。
また、今後訪日観光客は増えることが予想されています。そのため、語学力があることは大きな強みといえます。
免許や資格
飲食店で活かせそうな免許や資格を持っている場合は、積極的にアピールしましょう。飲食店で活かせる具体的な免許や資格は、以下が挙げられます。
【飲食店で活かせる免許】
- 調理師免許
- ふぐ調理師免許
- パン製造技能士 など
【飲食店で活かせる資格】
- レストランサービス技能検定
- 接客サービスマナー検定
- ソムリエ など
また、その免許や資格によってどのような活躍ができるのかを具体的に書くことで、より効果的な志望動機になります。
飲食店の志望動機で通過率を上げるコツ
飲食店の志望動機で通過率を上げるコツを7つ解説します。
志望理由を明確にする
志望動機が明確ではない場合、採用担当者に「本当に自社で働きたいのか?」と疑問を抱かせてしまう可能性があります。自分の熱意を伝えるためにも志望動機は明確にしておきましょう。
具体的には、下記のようなポイントを整理しましょう。
- なぜその飲食店がよいのか
- 他の飲食店との違いは何なのか
- その飲食店でやりたいことは何か
- その飲食店で何に貢献できるか
志望動機を整理するためには、応募したい飲食店の分析と自身の今までの経験や得意不得意、将来像などを整理する必要があります。飲食店の場合は、実際にその店舗に訪問してお店作りのポイントや雰囲気を観察することも有効でしょう。
具体的なエピソードを盛り込む

志望動機に具体的なエピソードを盛り込むことで「なぜ志望しているのか」が伝わりやすくなるため、説得力をつけることが可能です。
たとえば、過去に接客の経験がある場合には接客を通して学んだことや実績など、具体的なエピソードを添えて書くことで説得力のある志望動機につながります。
接客の経験がない場合にも、今まで自分が取り組んできた経験や学生時代のクラブ活動など、アピールできるエピソードがあればその内容を盛り込むと良いでしょう。
就きたい職種を絞る
飲食店には、調理やホールなどさまざまな職種があります。志望動機で通過率を上げるには、就きたい職種を絞り、職種に合った志望動機にすることが大切です。
飲食店の職種には、主に以下が挙げられます。
| 職種 | 業務内容 |
|---|---|
| 調理 | 食材の仕入、料理を調理、盛り付け |
| ホール | 接客、料理提供、会計、後片付け |
| デリバリー | 料理を注文先に配達 |
| 管理 | 採用、教育、シフト管理、金銭管理、クレーム対応 |
ホールを希望する場合は「接客を通じてお客様に喜んでもらいたい」のように、仕事内容と関連づけて志望動機を書くことができます。これによって、採用担当者に「入社して何がしたいのか」「何ができるのか」を明確に伝えられます。
他の飲食店との差別化を図る
志望動機では「なぜその飲食店でないといけないのか」を伝え、他の飲食店との差別化を図ることが重要です。スタッフを募集する飲食店は多いため、他の飲食店にも通じる志望動機ではなく、採用担当者が納得する理由を伝える必要があります。
「このお店だから働きたい」と強くアピールするためにも、飲食店の経営理念・働く従業員に関すること、提供しているサービスなどの観点から、その飲食店ならではの志望動機を考えましょう。
求められる人物像を把握する
応募先で求められる人物像を事前に把握しておくことで、採用担当者の関心を引く志望動機にできるでしょう。高級レストランならホスピタリティ、大衆居酒屋なら社交性など、求められる人物像はお店によって異なります。
たとえば、外国人観光客に人気な飲食店を志望する場合「語学力を活かし、日本のおもてなしを体験してもらいたい」と伝えることで、お店とマッチしていると思ってもらえる可能性が高いでしょう。
志望する飲食店がどのようなスタッフを求めているのか、実際に店舗に行って雰囲気や働いている人を見ることもおすすめです。
フレームワークを活用する
志望動機の構成は、フレームワークを活用することで効率的に組み立てることができます。フレームワークの流れは、以下の通りです。
- 志望動機の結論
- 具体的なエピソード
- なぜその飲食店なのか
- 入社後活かせること
上記のフレームワークを活用することで、伝えたい要点をまとめて採用担当者に伝わりやすい志望動機を構成することができます。
飲食店の志望動機に関するよくある質問
志望動機に関するよくある質問を4つご紹介し、それぞれ回答していきます。
Q. 同じ飲食業界からの転職の場合、他店との差別化はどう書けばいいですか?
同じ飲食業界から転職する場合は、「なぜその店舗を選んだのか」を意識して書きましょう。
接客方針や料理の特徴、店舗の雰囲気など、差別化できそうな点をリストアップするのがおすすめです。
そのうえで「前職で培った接客経験を活かし、貴店の強みに貢献したい」のように書くと、応募先ならではの志望動機になります。
Q. 大手チェーンと個人経営の店で志望動機の書き分け方はありますか?
大手チェーンでは、キャリアアップやサービス提供範囲に魅力を感じた点を書くとよいでしょう。
一方、個人経営の店では、料理へのこだわりや地域密着の雰囲気、店主の考え方に共感した点を伝えると、志望度が伝わりやすくなります。
Q. ホールとキッチンによって志望動機の書き方は変わりますか?
ホールを志望する場合は、接客力やコミュニケーション能力、気配りを中心にアピールしましょう。
キッチンを志望する場合は、料理への関心や調理経験、衛生管理への意識などを伝えるのがおすすめです。
募集職種と志望動機の内容がずれないように注意しましょう。
Q. 志望動機で書いてはいけないNGワードはありますか?
前職への不満や待遇面ばかりを志望理由にする表現は避けましょう。
たとえば「人間関係が悪かった」「給与が高いから」「休みが多いから」などは、採用担当者に不安を与える可能性があります。
志望動機では、応募先で何をしたいのか、これまでの経験をどう活かせるのかを前向きに伝えることが大切です。
飲食店の志望動機は自己分析が大切
飲食店の志望動機について紹介しました。志望動機は、履歴書の中でも採用担当者が重要視する項目です。まずは志望動機を明確にし、フレームワークを活用することで、書類選考の通過率を上げることができます。
もし志望動機が思いつかないと悩んでいる場合には、転職エージェントを活用するのもおすすめです。フードコネクトでは飲食業界の知見が深い、熟練のキャリアアドバイザーが転職サポートを行っています。
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