飲食店を辞める人が多い理由とは?長く働ける飲食店を見極めるコツも解説

更新日: 2026/05/25

公開日: 2026/05/25

飲食店で勤務されている方の中には
「別の飲食店へ転職したいけど、こんな理由で辞めていいのか不安だ」
「飲食業界の離職率はどうなんだろう」
と考える人もいるのではないでしょうか。

この記事では、飲食店を辞めたいと感じる主な理由や長く勤められる職場を見極めるポイントを詳しく解説します。

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目次

  • 飲食業界は辞める人が多い?|高い離職率の背景
    • 離職率は全産業の中でも高め
    • 出入りが激しく「辞める人が多い」イメージがつきやすい
  • 飲食店を辞める理由8選|役立つ関連記事もご紹介
    • 労働時間が長い傾向
    • 深夜営業店の場合、深夜まで働くことも
    • シフト制など変則的な働き方|家族との時間がとりづらい
    • 給料が労働量と見合っていない
    • 正社員は休みがとりづらい
    • 人手不足で忙しい
    • 職場の人間関係が悪い
    • お客様からのクレームがきつい
  • 飲食店を辞めるか悩んだら
    • 大手への転職を検討する
    • スーパーの総菜部門など、飲食経験を活かし転職する
    • 飲食業界専門の転職エージェントを活用する
  • 飲食店を辞める理由に関するよくある質問
    • Q. 飲食店を辞める理由として多いのは何ですか?
    • Q. どの飲食店も労働環境は同じですか?
    • Q. 飲食店の平均残業時間はどれくらいですか?
    • Q. 飲食店の人手不足は解消されてきていますか?
  • まとめ:飲食店へ転職するならフードコネクトに相談!

飲食業界は辞める人が多い?|高い離職率の背景

飲食業界は辞める人が多いのでしょうか?統計情報を元に解説します。

離職率は全産業の中でも高め

厚生労働省による令和7年上半期雇用動向調査結果の概況をもとに、最新の業界離職率を割合が大きい順でランキング形式でまとめました。

順位業種離職率(フルタイム労働者)
1サービス業(他に分類されないもの)11.5%
2宿泊業,飲食サービス業 10.3%
3教育,学習支援業 8.6%
4生活関連サービス業,娯楽業8.1%
5医療,福祉7.8%
6学術研究,専門・技術サービス業6.1%
令和7年上半期

これをみると、飲食サービス業の離職率は全産業の中でも高めということが分かります。

ただし、これは業界全体の平均値です。

実態は、職場ごとに労働環境は大きく異なるため、職場選びのポイントを押さえることで長く働ける環境を見つけることができます。 

飲食業界で自分に合った職場を探すには、求人票の条件店舗ごとの働き方や人員体制まで確認すると良いでしょう。

人員体制とは、例えば店舗に何名の正社員が配属されているか、どれくらいの広さの店舗を何名体制で運営しているか、などを指します。人員体制によって、一人ひとりの負担感が変わります。


求人票の条件店舗ごとの働き方や人員体制まで確認するのは大変な作業ですが、飲食業界の特化した転職支援を行っているフードコネクトに相談すれば、資料の確認や実際の面接をサポートします。

出入りが激しく「辞める人が多い」イメージがつきやすい

離職率が高いイメージがある飲食サービス業界ですが、実際はそれ以上に入職率も高いです。

入職率(にゅうしょくりつ)とは
ある一定期間(通常は1年間または1ヶ月間)において、既に勤務している人の数に対して、新しく入社(入職)した労働者がどれくらいの割合

厚労省の令和7年上半期データでは、一般労働者における「宿泊業、飲食サービス業」の入職率は主要産業の中で第1位、離職率は第2位となっています。 

【宿泊業,飲食サービス業における離職率・入職率・入職超過率(フルタイム労働者)】

年次離職率入職率入職率 − 離職率 (入職超過率)
2025年 上半期10.3%12.1%1.8ポイント
2024年18.1%21.2%3.1ポイント
2023年18.2%19.8%1.6ポイント

離職率以上に入職率が高いことがわかります。

業界の特徴として出入りが激しい故に、辞める人が多いというイメージがつきやすいです。

飲食店を辞める理由8選|役立つ関連記事もご紹介

疲れているホール店員

飲食店をやめる人が多い理由を8つ解説します。

労働時間が長い傾向

飲食サービス業の労働時間平均は173.6時間です。

比較項目労働時間平均
宿泊・飲食サービス業173.6時間
産業計162.2時間 
差(飲食平均ー産業計平均)11.4時間

産業計平均の162.2時間とされており、飲食店の労働時間は他に比べ長い傾向にあります。

「給料が少なくても良いから長時間働きたくない!」という人が、固定残業の多い職場や正社員が少ない店舗で勤めてしまい、ミスマッチにより辞めることが多くなります。

労働時間が短いほうが良い!という方は、こういった職場は避けたほうが長く働けます。労働時間が長い店舗を避けるためのコツを下記関連記事で解説しています。

飲食店の残業は当たり前?飲食店の残業時間について徹底解説

深夜営業店の場合、深夜まで働くことも

飲食店の中には、深夜営業を行う店舗もあります。

居酒屋やバー、深夜営業を行う飲食店では、勤務時間が夜〜深夜帯になります。そのような形態では、以下のような様々な理由で辞める人が多い傾向にあります 。

  • 深夜勤務が続くと生活リズムが崩れる
  • 結婚や出産、子育てで深夜勤務を続けることが難しくなった

もちろん、「夜型なので深夜のほうが良い」という人もいます。深夜勤務は法律で割増賃金が出ることも決まっているので、給与が高くなる傾向もありますが、向いてない人が無理して深夜働く必要はありません。

自分の体、生活習慣とよく相談して検討することが良いでしょう。

シフト制など変則的な働き方|家族との時間がとりづらい

飲食店はシフト制(早番・遅番・通し勤務など)の職場が多く、勤務時間や休日が不規則になりやすいです。

人によっては生活リズムが乱れやすく、土日祝や大型連休に休みにくいため、家族や友人と予定を合わせづらいです。

子どもの行事や家族との時間を大切にしたい人にとっては、働き方が合わずに辞めたいと感じる原因になるでしょう。 

家族との時間を重視したい方は、応募前に年間休日・定休日・営業時間・繁忙期のシフト体制を確認することが大切です。

給料が労働量と見合っていない

労働量の多さと賃金の低さのギャップにより辞めるケースもあります。

厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、「宿泊業、飲食サービス業」は269.5千円で、産業別では最も低い水準となっており、将来の収入に不安を感じる人もいるでしょう。これに加え、長時間勤務や責任の重さを感じている場合、退職につながりやすくなります。

飲食店の給与は企業規模、役職、店舗の業態、経験年数によって大きく異なります。店長、エリアマネージャー、SV、本部職などにキャリアアップすれば、収入を上げられる可能性もあります。

【2025年】飲食業界の年収ランキングTOP10を発表!

正社員は休みがとりづらい

飲食店の正社員は、以下の理由などから休みがとりづらい店舗があります。

  • 責任者の場合、アルバイト・パートの欠勤のカバーが多い
  • 正社員数が少なく、一人にかかる業務量が多い
  • 固定残業時間が長い

休みが取れない日々が続くと、心身の疲れが溜まり辞めてしまうことになります。

実際、厚生労働省の「令和7年就労条件総合調査」によると、令和6年の年次有給休暇取得率は全体で66.9%に比べ、「宿泊業、飲食サービス業」の取得率は50.7%でした。産業別では最も低くなっています。

正社員の休みが取りやすい職場で働くなら、求人票を読み込む、実際に店舗に行って忙しさを確認するなどの調査が大切です。

飲食店はブラックって言われがちだけど…?飲食店の実態やブラックを避ける方法を解説

人手不足で忙しい

飲食店は、人手不足により一人あたりの業務量が増えやすい傾向にあります。

人手が足りない店舗では、ホール・キッチン・レジ・片付けなどを少人数で回す必要があり、忙しさが慢性化しやすくなります。

人手不足の職場を避けたい場合は、求人票で正社員数や残業時間を確認し、面接で「欠員時の対応」「繁忙期のシフト体制」を聞いておくと安心です。

「人手不足で辞めたい」飲食店が人手不足になる背景と退職する理由

職場の人間関係が悪い

職場の人間関係が悪い店舗だと、心身が疲労し、辞めてしまう人が多くなります。

飲食店では、店長、正社員、アルバイト、パート、ホール、キッチンなど、雇用形態や担当業務、経験年数の異なる人が連携して働きます。

人間関係が悪い職場だと声かけや役割分担が疎かになり、業務に支障が出やすくなり、サービスの質が悪くなります。 

サービスの質が悪いとお客様からの不満も大きくなり、更に職場の人間関係が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。

もちろん人間関係が良い飲食店も多くあります。人間関係が良い職場を探すなら、入社前に店舗へ行き、スタッフ同士の雰囲気や店長の接客態度を確認しておくとよいでしょう。 

お客様からのクレームがきつい

飲食店は接客業のため、お客様からのクレーム対応が負担になることもあります。

クレームの原因はさまざまで、ときには理不尽な要求や強い口調でのクレームに対応しなければなりません。

クレーム対応が不安な方は、客層、価格帯、店長のフォロー体制、口コミなどを事前に確認しておくとよいでしょう。

下記の関連記事では、クレームの少ない飲食店を見極めるポイントをさらに詳細に解説しています。合わせてチェックしてみてください。

飲食店のクレームに関する悩みを解決!クレームの少ない飲食店を見極めるコツも。

飲食店を辞めるか悩んだら

指をさす店員

大手への転職を検討する

労働環境に不満がある場合は、大手飲食企業への転職を検討するのも一つの方法です。

近年、大手企業や複数店舗を展開している企業では、労働環境の改革カスタマーハラスメント是正に対する意識が高まっています。

【カスタマーハラスメント・労働環境改善に関する声明実例】

  • カスタマーハラスメントに関する相談窓口の設置と心身のケア(すかいらーくホールディングス)
  • フレックスタイム制度・サポート店長制度・インターバル勤務制度による労働環境改善(日本マクドナルド)

ただし、大手でも店舗や配属先によって働き方は異なるため、残業時間、年間休日、正社員数は事前に確認しましょう。

居酒屋の正社員求人を徹底ガイド|探し方・会社選び・年収比較まで

スーパーの総菜部門など、飲食経験を活かし転職する

飲食店の経験は、スーパーの総菜部門などでも活かせます。

飲食店で身につけた調理スキル、仕込み力、衛生管理、接客力、チームワーク、繁忙対応力などは、スーパーの総菜部門でも活かしやすいです。

スーパー惣菜の仕事内容は?働くメリットや向いてる人を紹介

飲食店勤務時に比べると、スーパーの惣菜部門は夜勤などの対応があまりないため、「食に関わりたいけど、生活や家庭とのバランスも保ちたい」と考える飲食店経験者にとってはおすすめです。

飲食業界専門の転職エージェントを活用する

未経験から飲食業界に挑戦したい方や、今の飲食店を辞めるか悩んでいる方は、飲食業界専門の転職エージェントを活用する方法もあります。不安で動けない方でも、エージェントに手伝ってもらうことで転職活動を進めやすくなります。

フードコネクトでは、以下のようなサービスを提供しています。

  • 希望条件に合う求人の提案
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  • 書類作成サポート
  • 面接対策サポート可能
  • 非公開求人 など

土日祝休みが良い、人間関係が良い職場が良いなど、希望求人を遠慮なくご相談ください。実際に、給与アップ、ワークライフバランスが整った職場への採用をサポートしてきた実績があります

「未経験でも働きやすい飲食店を探したい」「今より労働時間や休日の条件が合う職場に移りたい」という方は、フードコネクトの転職支援をご活用ください。

飲食店を辞める理由に関するよくある質問

退職のイメージ

Q. 飲食店を辞める理由として多いのは何ですか?

飲食店を辞める理由としては、労働時間の長さ、休みの取りづらさ、給与への不満、人手不足、人間関係、クレーム対応などが挙げられます。

ただし、辞める理由は人によって異なります。まずは、自分が何に一番不満を感じているのかを整理することが大切です。

Q. どの飲食店も労働環境は同じですか?

どの飲食店も同じではありません。

同じ飲食業界でも、企業規模、業態、営業時間、社員数、店長の方針によって働き方は大きく変わります。

求人票や面接で、残業時間、休日数、正社員数、シフト体制を確認しましょう。

Q. 飲食店の平均残業時間はどれくらいですか?

飲食店の残業時間は、店舗や業態によって異なります。

厚生労働省の令和6年の毎月勤労統計調査では、飲食サービス業等における一般労働者の所定外労働時間は月15.5時間です。

ただし、繁忙期や人手不足の店舗では、平均より長くなることもあります。求人票の残業時間だけでなく、面接時に「繁忙期の残業時間」も確認しておくと安心です。

Q. 飲食店の人手不足は解消されてきていますか?

飲食店の人手不足は、まだ解消されたとは言い切れません。

厚生労働省の資料でも、宿泊業・飲食サービス業では「人手不足」「採用活動をしても人材が集まらない」「従業員の定着率が悪い」といった課題が挙げられています。

人手不足の職場を避けるには、求人票だけでなく、店舗の忙しさや社員数、欠員時の対応を確認することが大切です。

まとめ:飲食店へ転職するならフードコネクトに相談!

今回は飲食店をやめる理由について解説しました。

職場選びのポイントを押さえれば長く働ける環境を見つけることは可能です。辞めるか悩んでいる方にも、これから就職を検討している方にも役立つ情報をお届けしました 。

今の飲食店を辞めるか悩んでいる方も、これから飲食店への就職を検討している方も、フードコネクトにご相談ください。 

執筆者

フードコネクト運営事務局

生鮮業界・飲食業界に特化した転職エージェント。主にスーパー量販店・鮮魚専門店・精肉専門店・食品工場向けに、鮮魚・精肉・青果・惣菜・食品などの専門技術や経験を有したスペシャリスト人材を紹介しています。

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