スーパーのロピアの売上高はいくら?急成長の理由と今後の目標を解説

更新日: 2026/05/18

公開日: 2023/07/05

    「スーパーのロピアの売上高はいくらだろう」「週休3日制導入など最近の動向について知りたい」と考えていませんか。ロピアは売上高右肩上がりを続けているスーパーです。

    スーパーバリューの子会社化や週休3日の時間限定職、年3回のボーナス支給など最近の動きにも注目が集まっています。本記事では、ロピアの売上高や近年の動向、スーパーの求人をみるときのポイントを解説します。

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    目次

    • スーパーのロピアとは
      • ロピアの会社概要
      • ロピアの歴史
      • ロピア事業の特徴|徹底した現場主義
    • ロピアの売上推移
      • スーパーのロピアの売上高
    • 急成長の背景|ロピアにしかできないこと
      • 専門力×実行力|チーフの裁量が大きく、各部門の専門性が高い
      • 現場力×顧客志向|「チーフ」が裁量を持つことで顧客ニーズを的確に掴む
    • スーパーのロピアの近年の動向
      • SPA(製造小売)の動きが活発化
      • スーパーバリューを子会社化
      • 人材会社へ出資で人手不足に先手
      • 驚異的なペースでの店舗拡大・出店戦略|海外出店も
      • シンガポールの外食店を子会社化
    • 2031年までにグループ売上2兆円を目指す
    • ロピアの売上高に関するよくある質問
      • Q. 現在の売上高はどれくらい?
      • Q. 短期間で売上を向上できた理由は何ですか?
      • Q. 売上規模を比較すると、業界内ではどのくらいの位置にいますか?
      • Q. 今後の売上目標はどれくらいですか?
    • ロピアへの転職ならフードコネクトに相談

    スーパーのロピアとは

    グラフやデータが載っている資料

    スーパーのロピアの会社概要とこれまでの歴史、事業内容について紹介します。

    ロピアの会社概要

    スーパーのロピアは、神奈川県川崎市に本部を置き、食品スーパーマーケットや食肉専門店などを展開する企業です。マイナビの「(株)ロピア【OICグループ】」を参考にロピアの会社概要や人事環境を下表にまとめました。

    会社概要
    社名株式会社 ロピア
    本社所在地神奈川県川崎市幸区
    創業年月日1971年4月28日
    事業内容食品スーパーマーケットの運営や製造販売
    年商6,404億円(2026年2月期)
    店舗数全154店舗
    (マイナビ2028掲載情報をもとに作成。各項目の基準時点は異なる )
    人事環境
    社員平均年齢32歳
    正社員数約3,100名
    チーフ昇進の平均年数5年
    最年少チーフ昇進年数新卒入社1年半
    月平均所定労働時間38.6時間(2024年度実績)
    (マイナビ2028掲載情報をもとに作成。各項目の基準時点は異なる )

    ロピアの店舗数は、神奈川地区31店舗をはじめ全国に計154店舗。正社員数は約3,100名で年商6,404億円です。

    2023年の2月期の年商は3,401億円でした。2026年2月期の年商は6,404億円で、この3年で約2倍もの成長をとげたと言えます。

    ロピアの歴史

    ロピアは、1971年に神奈川県で精肉店として創業しました。精肉店としてスタートし、現在もその「精肉店ロピア」が色濃く事業に反映されています。

    ロピアの事業内容

    1. 食品スーパーマーケットの運営
    2. 食肉専門店の運営
    3. 手造りハム・ソーセージなどの製造販売
    4. 食品の輸入貿易

    また、2023年にOICグループへ社名変更してからは、「食の製造小売り化」に力を入れるようになりました。現在は、生産・製造・貿易・卸・小売・外食まで一貫して展開しています。

    ロピア事業の特徴|徹底した現場主義

    食品スーパーとして事業展開しているロピアですが、他社と差別化している大きな特徴は、各売場のチーフに大きな裁量が委ねられている点です。

    ロピアは、各売場のチーフが自ら買付を行い、販売価格を決定し、プライベートブランド商品の企画開発も手がける「100%売場主導」の事業部制を採用しています。

    精肉・鮮魚・青果・食品・惣菜の各部門チーフが主体的に売場を運営することで、専門性と実行力を両立しています。 

    ロピアの売上推移

    パソコンで作業をする女性

    ロピアの売上高の推移について紹介します。

    スーパーのロピアの売上高

    2006〜2026年にかけての売上高は以下のとおりです。

    スーパーのロピualizationの売り上げ高推移(グラフ)
    参考:求人サイト「マイナビ2028」などの公開情報

    公開情報からも、ロピアがこの10年で売上を伸ばしてきたことが分かります。

    2006年2月の174億円から、2026年2月期には6,404億円まで拡大しており、20年間で約36.8倍に成長しました。

    とくに2020年2月の1,595億円から2021年2月の2,068億円への伸びは約29.7%増と高く、その後も2025年2月期5,213億円、2026年2月期6,404億円と成長が続いています。

    売上規模の拡大が続いていることからも、ロピアの成長力の高さがうかがえます。 

    急成長の背景|ロピアにしかできないこと

    ロピアがここまで急成長してきた背景を紹介します。

    専門力×実行力|チーフの裁量が大きく、各部門の専門性が高い

    各売場の専門性を向上させる目的で、ロピアの各売場には、個人商店のように屋号が付いています。

    店舗全体を店長が統括する従来型のスーパーマーケットとはこの点で差別化されています。

    スーパーロピアの売り場の説明

    他店でもベーカリー・惣菜・サスティナビリティ商品を屋号化している例はありますが、青果・精肉・鮮魚・惣菜といった主要部門を屋号化し、さらにチーフの裁量・個店主義という形をとっているのはロピアならではの特徴です。 

    これにより現場責任者であるチーフが、まさに店主のように大きな裁量を持って仕事に臨み、「100%売り場主導」を実現しています。

    現場力×顧客志向|「チーフ」が裁量を持つことで顧客ニーズを的確に掴む

    ロピアは「各部門長が売場を管理する」 という考え方を大切にしています。

    従来は店長が担う業務が各部門のチーフに分散され、さらに本社が行うような商品開発までチーフが担当します。

    スーパーロピアのプライベートブランド

    各部門のチーフの裁量が大きいことで、専門性も生まれ、地域やお客様のニーズを的確に掴みやすくなり、要望にあった商品や価格設定を素早く実現できます。

    こうした現場力や顧客志向が、ロピアが成長し続けている理由です。 

    スーパーのロピアの近年の動向

    高層ビルの風景

    近年のロピアの動向についてトピックスを紹介します。

    SPA(製造小売)の動きが活発化

    ロピアはSPA(製造小売)の動きをみせています。SPAとは商品の企画から生産、販売までを垂直で統合したビジネスモデルのことです。SPAは消費者のニーズに迅速に対応できるため、効率的で顧客満足度も高めやすい業態と考えられています。

    ロピアは2021年に山梨県で鶏肉の加工販売を行う会社や千葉県の牧場をグループ会社に加えくわえました。グループ会社で肉などを生産・加工することでコストをおさえ、新鮮な肉を低価格で提供できる仕組みが強化されることも予想されます。

    直近も、お好み焼きチェーンを運営する電光石火(広島市)を15日付で買収し、子会社化するなど活発な動きを見せています。

    日経新聞の記事によると、「シイタケ工場やマンゴー農園などの1次産業も傘下に収めている。」と報道されています。

    参考:日本経済新聞『ロピアのOIC、お好み焼きの「電光石火」買収 商品開発で連携』2026年4月16日(会員限定記事)

    スーパーバリューを子会社化

    OICグループはスーパーバリューを子会社化しました。スーパーバリューとは、埼玉を中心に食品スーパーとホームセンターの複合店を運営する会社です。

    ロピア・ホールディングスの生鮮食品やプライベートブランドがスーパーバリューでも販売されることになり、商品の流通網が拡大しました。

    さらに、スーパーバリューが運営しているホームセンターの商品をロピア・ホールディングスの店舗で販売することも計画されています。これにより、ロピアで提供される商品のラインナップがさらに充実することが期待されています。

    人材会社へ出資で人手不足に先手

    OICグループは2025年12月、飲食・フード産業に特化した人材サービス会社のクックビズと資本業務提携を行いました。

    クックビズ側の発表によると、なんと年間1,000名以上の採用に向けた大規模提携と案内されています。出店拡大を進めるうえで課題になりやすい人材確保に、早い段階から手を打っていることが分かります。 

    驚異的なペースでの店舗拡大・出店戦略|海外出店も

    2024年3月~2026年現在にかけての店舗推移は以下のとおりです。

    スーパーロピア2年間の店舗拡大推移

    90店舗(2024年3月)から、154店舗(2026年4月時点)へ増加しており、約2年間で64店舗増えています

    2026年2月には、タイ1号店を出店しました。国内だけでなく、海外も含めた店舗拡大が予想されます。

    シンガポールの外食店を子会社化

    OICグループのM&Aは日本国内に限らず、海外まで拡大しています。2026年にはシンガポールで日本食などの外食事業を営むGO TO MIRAI(ゴートゥーミライ)社を完全子会社化しました。シンガポールでの日本食提供の機会を拡大させる狙いです。

    海外の外食企業を買収することで、新たな市場、新たな販路を開拓しています。

    参考:日本経済新聞『ロピアのOIC、シンガポールの外食店買収 日本食を現地展開』2026年2月10日

    2031年までにグループ売上2兆円を目指す

    ロピアを展開するOICグループは、日本国内だけでなくアジアでも事業拡大を進め2031年度に売上高2兆円達成の目標を掲げています。

    2025年2月期のグループ合算売上高は5,213億円、2026年2月期は6,404億円と順調に伸びており、目標に向けて事業規模を拡大中です。

    2026年2月にはタイへの初出店も実現しています。OICグループはタイを世界展開の戦略拠点と位置づけており、今後も国内外で出店や事業連携を進めていく方針です。 

    ロピアの売上高に関するよくある質問

    ロピアの売上高に関するよくある質問について回答します。

    Q. 現在の売上高はどれくらい?

    最新の売上高は、グループ合計6,404億円(2026年2月期)です。

    Q. 短期間で売上を向上できた理由は何ですか?

    ロピアが短期間で売上を伸ばしてきた背景には、顧客ニーズを売場に反映するスピードの速さがあります。

    各売場のチーフが仕入れや価格設定、商品開発まで担うため、地域のニーズに合わせた売場をつくりやすく、スピード感を持って商品企画を進められることが強みです。

    Q. 売上規模を比較すると、業界内ではどのくらいの位置にいますか?

    食品スーパー主要各社の公開資料と比較すると、ロピアを中核とするOICグループは上位クラスの売上規模にあります。

    ライフコーポレーション、U.S.M.H、ヤオコー、オーケー、アークスなど、OICグループを上回る企業もありますが、5,000億円を超える売上規模は食品スーパー業界の中でも大きい水準です。

    なお、各社で売上高や営業収益などの定義が異なるため、厳密な順位ではなく公開資料に基づく目安です。 

    Q. 今後の売上目標はどれくらいですか?

    OICグループは、2031年度にグループ売上高2兆円を目標に掲げています。

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    ロピアの会社概要や売上高の推移などを紹介しました

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    執筆者

    フードコネクト運営事務局

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